【知らなきゃ損！】ルームフレグランスの香りがしなくなったときの解決策3選

みなさん、こんにちは。

10年くらい前になりますが、私はドットールヴラニエスのルームフレグランスを販売をしていました。販売していて心掛けていたことが3つあります。それは、

接客ではお客様の好きな香りのタイプを聞いたうえで、好きそうな香りの提案をしていました。

その際に「ルームフレグランスってどのように使っていますか？スティックを上下入れ替えて使っていますか？」と聞いてみると、多くの方が「ルームフレグランスってスティック挿すだけでしょ！」と答えられます。

多くの方が「スティックを挿しただけ」で終わり、香りの広がりが十分に広がらず、「なんかこのルームフレグランス、香りが弱いな」で使わなくなってしまいます。そうならないように今回はルームフレグランスの正しい使い方をお伝えしたいと思います。

解決策1：スティックを上下入れ替える

ルームフレグランスの香りがしなくなったとき、大抵はこの方法で香りが広がります。多くの方はルームフレグランスのスティックを挿したら挿しっぱなしにしていませんか？

実はスティックで液体を吸い上げますが、ずーっと吸い上げ続けるものではないのです。液体に浸かっているのでスティックの下側は濡れていますが、スティックの上側は乾いてます。スティックの上下を入れ替えることで、乾いていた上側が液体に浸かることで液体を吸い上げ、濡れていた下側のスティックが上側にくることで瞬間的に香りが広がります。

その後スティックの上側は空気に触れ続け、気化することで乾燥し、香りの広がりが落ち着いてきます。

写真のスティック上部は乾燥し乾いた状態に。このタイミングでスティックを入れ替えるのもgood！

スティックを上下入れ替えることなく使い続けると液体のアルコール成分のみ気化し、香りの成分だけが残り最終的には香らなくなる恐れもあります。香りの成分はアルコール成分の気化とともに空気中に蒸発することで、ルームフレグランスの香りが広がる仕組みとなっています。

スティックを上下入れ替えることで、アルコール成分と香りの成分を上手に空間中に拡散することができるので、1日に1回もしくは香りがしなくなったら入れ替えて使ってください。

解決策2：複数の香りを楽しむ

もう一つ考えられるのが、香りに慣れてしまい感じなくなってしまうことがあります。嗅覚は無意識の領域で機能しているので、同じ香りを嗅ぎ続けるとだんだんと鈍くなり、結果的に香りを感じにくくなります。

そこで提案していたのが、「複数の香りを楽しむ」ことです。

例えばリビングには爽やかで明るい香りのルームフレグランス、寝室にはリラックスできてくつろげるルームフレグランスを置いたとします。

解決策1でも話しましたがスティックを1日1回上下入れ替えるとして、今日はリビングの香りを楽しむ。明日は寝室の香りを楽しむ。みたいな感じで♪

同じ香りを嗅ぎ続けるのではなく、違う香りに触れることで嗅覚をマヒさせないようします。

そうするとことでマヒを防げるだけでなく、「今日はリラックスできる香り♪」「今日は自分を癒す香り♪」など、昨日と違った気分で日常を過ごすことができます。楽しい気分、穏やかな時間、癒されるひととき、華やかな気持ちなど、ポジティブな感情が訪れ、それを実感することで毎日の生活が潤っていくのだと思います。複数の香りを使うことは、いいこと尽くしなんです。

私はリビングに1つ、寝室に1つルームフレグランスを置き、それ以外に香水を毎日使っています。毎朝香水をプシュッと振りかけ、香りで気分をオンにしてます。夜はルームフレグランスのスティックを上下入れ替え、香水とは違う香りで１日頑張った自分をたっぷり癒しています。

解決策3：換気する

換気することで香りを感じやすくなります。換気をすることでお部屋中にある香り成分、匂いの分子を物理的に移動することで、その移動した瞬間に香り成分、匂いの分子を再び嗅覚で感じ取ることができます。

換気する＝香りを感じやすい環境を整える効果がありますので、スティックを入れ替える前に換気をして、新鮮な空気を取り入れたうえでスティックを上下すると、より効率よく香りを楽しむことができます。

花粉の時期や雨風の時などは窓を開けづらいので、そんな時はサーキュレーターを使い、お部屋中の空気を循環させることもおすすめです。

まとめ

ルームフレグランスが香らなくなったときの解決策3選をご紹介してきました。

この3つを実行してもらえると基本的にはルームフレグランスの香りを楽しむことができます。もしこの方法でも香りがしないということでしたら、そのルームフレグランス自体、消費期限がすぎているのかもしれません。（アルコール成分がなくなり揮発しなくなった。）